高崎皮フ科

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冬の皮膚のトラブル

早いもので今年も残すところ一か月を切りました。師走は何かと忙しく気ぜわしくもありますが、皮膚トラブルの多い時期でもあります。

冬の乾燥に伴いアトピー性皮膚炎の増悪、高齢者の皮脂欠乏性湿疹。暖房器具による熱傷の受傷等々に注意が必要です。

皮膚の乾燥に対しては普段の生活でも注意が必要です。先ず入浴時の注意点ですが、お湯の温度は40℃~41℃、体を洗う時もナイロンタオルでゴシゴシ擦らず、石鹸を手で泡立ててそっと洗って下さい。保湿剤は医療用を使用し入浴直後(10分以内)に外用するのがより有効です。

熱傷を受傷した場合は流水で30分間冷却し、受診するまでも保冷剤や氷で冷却しながら来られて下さい。但し冷やしすぎはむしろ皮膚にダメージをきたしますので、保冷剤や氷はタオル等にくるんで直接皮膚に触れないように注意が必要です。市販の外用薬や貼布薬はかぶれや感染症を来す事がありますので行わない方が良いでしょう。

健康な皮膚で新しい年を迎えられるようにしましょう!

高崎皮フ科院長 高崎修旨